2005年 09月 27日
あいさつ |
スタジオで仕事をする時間は、日によってまちまちだ。
お昼を食べに、家に戻る時間がないときもある。
そんな時は、近くでボカディージョ(スペインのサンドイッチのようなもの)を買って、天気が良ければ、広場に腰掛けて食べる。
ある日、ボカディージョをかじりながら、広場を行き交う人を眺めていた。
立ち止まって写真を撮る観光客、大きな荷物を運ぶ作業員、走り回る子ども、
抱き合う恋人達、犬を連れたヒッピーやこじき…
どこの街でも村でも、人間を眺めるのは楽しい。
広場の向こうから、パキスタン人風の、ターバンを巻いたおじいさんが歩いてくる。
ゆっくりゆっくりと、杖をついてやってくる。
それを見ながら、彼のここにいる家族のことや、その暮らしを、なんとなく想像した。
私には、未知の世界だなあ。
そして、これからも、知る事はあり得るんだろうか。
気がつくと、おじいさんは、私の目の前で立ち止まっていた。
彫りの深い、けむくじゃらの顔が、笑ってる。
”3;f04lっっkg−0:sz;z^|q3−”
何かしゃべってる。
そして、またにっこり笑うと、私の肩を、ポンポン、とたたいて、
そして去って行ったのだった。
お昼を食べに、家に戻る時間がないときもある。
そんな時は、近くでボカディージョ(スペインのサンドイッチのようなもの)を買って、天気が良ければ、広場に腰掛けて食べる。
ある日、ボカディージョをかじりながら、広場を行き交う人を眺めていた。
立ち止まって写真を撮る観光客、大きな荷物を運ぶ作業員、走り回る子ども、
抱き合う恋人達、犬を連れたヒッピーやこじき…
どこの街でも村でも、人間を眺めるのは楽しい。
広場の向こうから、パキスタン人風の、ターバンを巻いたおじいさんが歩いてくる。
ゆっくりゆっくりと、杖をついてやってくる。
それを見ながら、彼のここにいる家族のことや、その暮らしを、なんとなく想像した。
私には、未知の世界だなあ。
そして、これからも、知る事はあり得るんだろうか。
気がつくと、おじいさんは、私の目の前で立ち止まっていた。
彫りの深い、けむくじゃらの顔が、笑ってる。
”3;f04lっっkg−0:sz;z^|q3−”
何かしゃべってる。
そして、またにっこり笑うと、私の肩を、ポンポン、とたたいて、
そして去って行ったのだった。
by sidoredo
| 2005-09-27 19:07
| 日々