2006年 09月 27日
2006年夏の旅 11 |
突然開けた視界。
今までの長かった道は、後ろにおいて、吸い込まれるみたいに、その入り江に近づいていった。
そして、そこに町はあった。
なんだかすごくびっくりした。
今までの一時間、ひたすら林の中を歩いたあと、まさかこんな所に出るなんて。
なんて素敵なんだろう、やっぱり来てよかった!!
ほっとしたのもつかの間、今日の宿を探さないと行けない。
その足で、ツーリスト・インフォメーションを探した。
バスターミナルから歩くこと、15分。着いて早速聞いてみると、当然のように、
”どこも満員ですねえ。”
と言われる。
夕方の4時。今すぐ何とか見つけないと…。
”近郊のユースホステルは?”
”じゃあこのリストをあげるから、電話してみてごらん。”
リストには、10件ほどのユースが載ってる。住所を見てみるものの、遠いんだか近いんだか、見当もつかない。
うーん…
それで、値段表をみると、際立って安いのがある。
とりあえずそこにかけてみると、空きがあると言う!
”ちなみに、ここからどう行けばいいんですか?”
”ああ、○○行きのバスに乗って、行く先を運転手さんに行ったら、だいたい近くで下ろしてくれるよ。”
言われた通り、バスを見つけてゆく先を告げ、ここだよ、と言われた所で降りると…
そこには何にもなかったのだった。
もー、今日はこんなのばっかりだあ!
道の途中で突然下ろされて、聞く暇もなく、バスは去ってしまった。
呆然とあたりを見回すと、一件オスタルがあるけど、それはわたしの行くはずの所じゃなかった。かといって、この辺にある建物は、これしかないよなあ…
もう一度、宿に電話してみる。
“あの…道の途中で降ろされちゃって。目の前には一件オスタルがあるんだけど。”
”あらら、じゃあそこからもうちょっと先に進んでごらん。宿の名前の書いてあるライトバンがあるとこから、奥にはいってけばいいんだよ。”
バスの去っていったのと同じ方向に進む。
歩くのは車道。車道しかないのだ。田舎の多くの場所で、同じ風景を見たけど、みんな結構平気で車道のハジッコを歩く。
10分もしたろうか。ライトバンが見えてきた。
そこからじゃり道が始まってる。結構傾斜のきつい道を、トランクをごろごろ、がたがた言わせて降りてゆく。自然に早足になる。
だんだん視界が開けてきた。
そして突然ひろがる野原と一件の家。
ついに到着!今回のユースは、苦労したかいあって、大当たりだった。
今までの長かった道は、後ろにおいて、吸い込まれるみたいに、その入り江に近づいていった。
そして、そこに町はあった。
なんだかすごくびっくりした。
今までの一時間、ひたすら林の中を歩いたあと、まさかこんな所に出るなんて。
なんて素敵なんだろう、やっぱり来てよかった!!
ほっとしたのもつかの間、今日の宿を探さないと行けない。
その足で、ツーリスト・インフォメーションを探した。
バスターミナルから歩くこと、15分。着いて早速聞いてみると、当然のように、
”どこも満員ですねえ。”
と言われる。
夕方の4時。今すぐ何とか見つけないと…。
”近郊のユースホステルは?”
”じゃあこのリストをあげるから、電話してみてごらん。”
リストには、10件ほどのユースが載ってる。住所を見てみるものの、遠いんだか近いんだか、見当もつかない。
うーん…
それで、値段表をみると、際立って安いのがある。
とりあえずそこにかけてみると、空きがあると言う!
”ちなみに、ここからどう行けばいいんですか?”
”ああ、○○行きのバスに乗って、行く先を運転手さんに行ったら、だいたい近くで下ろしてくれるよ。”
言われた通り、バスを見つけてゆく先を告げ、ここだよ、と言われた所で降りると…
そこには何にもなかったのだった。
もー、今日はこんなのばっかりだあ!
道の途中で突然下ろされて、聞く暇もなく、バスは去ってしまった。
呆然とあたりを見回すと、一件オスタルがあるけど、それはわたしの行くはずの所じゃなかった。かといって、この辺にある建物は、これしかないよなあ…
もう一度、宿に電話してみる。
“あの…道の途中で降ろされちゃって。目の前には一件オスタルがあるんだけど。”
”あらら、じゃあそこからもうちょっと先に進んでごらん。宿の名前の書いてあるライトバンがあるとこから、奥にはいってけばいいんだよ。”
バスの去っていったのと同じ方向に進む。
歩くのは車道。車道しかないのだ。田舎の多くの場所で、同じ風景を見たけど、みんな結構平気で車道のハジッコを歩く。
10分もしたろうか。ライトバンが見えてきた。
そこからじゃり道が始まってる。結構傾斜のきつい道を、トランクをごろごろ、がたがた言わせて降りてゆく。自然に早足になる。
だんだん視界が開けてきた。
そして突然ひろがる野原と一件の家。
ついに到着!今回のユースは、苦労したかいあって、大当たりだった。
by sidoredo
| 2006-09-27 08:01
| 旅